【No.8】日本人の勝算 -人口減少×高齢化×資本主義-

読書

この本を読んだ理由

・今後、日本がどうなっていくのかを学んでおくことは、
 「自身の仕事や生活をどうしていけば良いのか」を見出す為の材料となり得るから。


・少子高齢化が進む日本の将来に対して、あまり楽観的になれない自分がいたから。


・「どのような切り口で日本の経済を良くしていけるか」に興味があるから。

【要約】学び・気づき・メモ

日本の税収が少ないのは、日本人の所得が先進国最低水準で、それに伴って消費が少ないからです。

日本は世界の中で孤立してる状況です。なぜなら、ほとんどの先進国では人口が減少しないからです。
「日本は少子高齢化と人口減少問題を同時に考えなくてはいけない、唯一の先進国である」。これが重要なポイントです。

2060年までに世界全体の人口は36%増加見込み。
 これに対し、日本は-32%減少見込み。
(2016年:1億2千7百万人→2060年:8千6百万人)

人口減少によるデフレ圧力は人口増加増加によるインフレ圧力よりも強いと分析されています。つまり、不動産ストックはなかなか減らないので、人口減少が始まると不動産の価格が下がり、物価全体に与える影響が増大すると考えられるのです。

→ デフレ圧力への対策としては、海外に需要を求める=輸出が重要。
  (日本の輸出総額は世界第4位で、世界で上位に位置しているが、
   人口一人あたりの輸出額を見ると、世界で第44位。対GDP比は第117位)

高齢化が進めば進むほど、介護などの需要が高まり、人を多く要する生産性の低い仕事が増え、ひいては格差が広がることも考えられます。このことは、生産性向上に悪影響を与え、所得の上昇をさまたげます。

日本はこれから人口が減るので、学校、美容室、食料品、車、住宅などなど、人間の数に依存するモノとサービスの需要が減ります。

→ 企業が生き残る為の安易な戦略は、価格を下げて他の企業の体力を奪い、倒産に追い込むこと。
 最後まで残った企業の勝ち取った利益を「Last Man Standing利益」という。

賃上げして生産性を高めることが不可欠です。しかも日本の生産性は、世界第28位ときわめて低い順位に低迷しています。



・日本の場合、経済成長の追い風となる「人口」に関しては減少の見込み。
 つまり、よほど生産性を向上させないと、経済が成長しない構造にある。


・日本は規模の小さい会社が多すぎるのが、生産性が低い一因。
 規模の大きい企業が多くなれば、フレキシブルな働き方に対応しやすくなる。


・生産性が低いというのは、人口に対するGDPが少ないことを意味している。

日本はGDP総額では、いまだに世界第3位の経済規模を有しています。その要因は先進国第2位の人口の多さです。一方で日本の生産性は世界第28位です。つまり、日本経済が世界で第3位なのは、圧倒的に人口の多さが要因なのです。

世界的な評価機関の評価でも、日本の労働者の質は世界第4位です。

→ 人材評価は4位に対し、生産性は28位。

  逆に言えば、潜在能力が十分に発揮されていない可能性が高い。


人口が増加しない経済は勝手には伸びないので、経済を意図的に伸ばす必要がある。つまり、個人の「欲」が必要なのです。

To Do

・外国人から「日本人の変わらない能力は異常」と揶揄されいてるようだが、
 真偽はともかく、それを真摯に受け止め、イノベーションを起こしていく意識を持つ。


・自分の仕事においても、旧態依然と引き継がれてきた生産性の低い業務・事業(悪しき伝統)
 に疑いの目を持ち、改善していく。(その意識がないと日本がまずくなる)


・時間(労力)当たりの成果(=生産性)を意識し、仕事を進める。

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